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難易度を選んでください。 名称 特徴 VERY EASY とても優しい EASY 優しい NORMAL 普通 HARD 難しい VERY HARD とても難しい 難易度 ベリーハード 俺は小学校からずっと野球をやってきた。中学校の野球部でだって、活躍した。 でも、名門校からお呼びがかかるほどの結果は出せなかった。 パワポケ「はあ...俺の野球って、ここまでなのかなぁ。」 そんな風に思っていたとき... パワポケ「母さん、親切高校って?」 パワポケの母「すごく野球が強い学校らしいわよ。 ...ねえ。野球のことをあきらめてないなら、この学校に行ってみたら?」 パワポケ「全寮制の学校か...」 そして、俺は野球をあきらめなかった。 そして今日。俺は親切高校へ入学するため直行のバスにゆられている。...でも。なかなか到着しないな。 「駅から、ずいぶん遠いでやんすね。」 パワポケ「えっ?」 「オイラ、荷田 幸浩(にだ ゆきひろ)でやんす。 アンタとは野球の試合で対決した事もあるでやんすよ!」 パワポケ「覚えてないなあ...」 荷田「とにかく、これからは同じ学校の仲間でやんす! 一緒に野球部でがんばるでやんす!」 そして、もうすぐ親切高校に到着... 荷田「あっ! 学校が見えてきたでやんす! めちゃくちゃ大きいでやんす!」 パワポケ「なんだかすごそうな学校だな...どうして壁に囲まれてるんだろう?」 荷田「なんでもいいんでやんす! ここからオイラの野球物語が始まるんでやんす!」 親切高校 入学式 「あー! 諸君! この学校は「親切」をモットーにしています。 この学校で、社会の一員として、まわりのみんなの面倒をよく見る、「親切」な人になりましょう。 そして、この学校には、諸君らが社会の一員として 生きていくために必要な物が、全てそろっています。外に出ていく必要はありません!」 (ガコン!) パワポケ「今のは、ひょっとして扉がしまる音? なんだか不安になるけど、ここでがんばるしかないんだよな。」 こうして親切高校での、忘れられない3年間が始まった... 「この一年三組を担当する大河内 将門(おおこうち まさかど)だ。これから一年間、よろしくな!」 荷田「先生、質問でやんす!」 大河内「おう、熱心な生徒は先生も好きだ。なんだ、荷田?」 荷田「このクラスは、全員 男でやんす。入学式の時にいた女子学生はどこに行っちゃったんでやんすか?」 大河内「んーそうだな。お前たちは、いま大人になりつつある。 そういう時期には、誘惑が多くて学業やスポーツに集中できずに悩むことも多いだろう。 だが、安心してくれ。この学校は、男女生徒が校内で完全に分離しているんだ。」 荷田「な、なんでやんすと?!」 大河内「青春のたぎりは、思う存分学業とスポーツにぶつけるんだな。わははははは!」 (そして...) 荷田「なんか、納得いかないでやんす。 夏休みまでは、女の子の姿すら見られないということでやんすか?」 パワポケ「......夏休み? 次の日曜にでも街に出ればいいんじゃないか。」 荷田「パワポケ君、学校のパンフレットをちゃんと読んだんでやんすか? この学校の外に出られるのは夏休みと冬休みと春休みだけでやんす。」 パワポケ「なんだって?」 荷田「普通の休みの日は、この学校の寮で勉強するか部活動をがんばれ、ということらしいでやんす。」 パワポケ「...とんでもない学校だな。でも、俺たちはこの学校で甲子園を目指して野球をやるんだろ。 じゃあ、女の子や休日なんてそもそも関係ないじゃないか。」 荷田「はぁ~、熱血でやんすねぇ。でもオイラ、気楽で楽しい高校生活を送りたかったでやんす...」 (そして...) 親切高校 野球部 「オレはこの高校の野球部監督 車坂 総志(くるまざか そうじ)だ。 いいか、この新入生の中に「気楽で楽しい高校生活」を期待している馬鹿はいるか? 念のため、最初に言っておく。甘ったれるな! 今の社会は、のんびり気楽にわたっていけるほど甘くはないぞ。 お前達が卒業して、社会に出たとき最初に直面するのはな... 世の中には勝者と敗者しかいない、という冷酷な現実だ! だから、オレの野球部は教育としてまず試合に勝つことを教える。 勝つための苦しみと勝つことの喜びを、この3年間の部活動でみっちりと お前らの身体に教え込んでやる。もちろん、夏休みなんてものはナシだ。 そのため、何の役にも立たんクズはこの学校には不必要とみなし、極刑に処す。 これがオレのお前達への親切だ。オイ...返事はどうしたッ!」 みんな「(ハイ、ありがとうございます!)」 パワポケ「(まるで、軍隊みたいだな。強い学校の野球部っていうのはこういうものなのかな?)」 荷田「(この学校だけが、特別なんでやんすよ!)」 車坂監督「オイ、そこの2人っ!」 パワポケ・荷田「はっ、はい!」 車坂監督「...私語の罰としてグラウンド10周。今すぐ始めろ!」 パワポケ・荷田「ハイッ!」 (タタタタタッ...) 練習後... パワポケ「あー、練習でクタクタだよ。」 荷田「やっと眠れるでやんす。」 パワポケ「えっと寮の部屋は...なんだ、荷田君と一緒だな。」 荷田「えー? クラスも部活動も一緒なのに、部屋まで一緒なんでやんすか?」 パワポケ「...いやそうに言うなよ。」 「クラスはともかく、寮は部活ごとに分けられてるから当然だよ。この寮は、野球部専用!」 パワポケ「あ、北乃(きたの)先輩。先輩も一緒の部屋なんですか?」 北乃「おうよ。あと、3年生の飯占(いいじめ)キャプテンも同室だぜ。」 パワポケ「え、キャプテンも?! (あの人、絶対に高校生には見えないよな...)」 北乃「それにしても、お前らは運がいいな。4人部屋で、先輩は2人だけだろ? オレが1年の時なんて、同室に先輩が3人もいたんだからな。」 パワポケ「はあ。」 北乃「それじゃあ、この学校と野球部と寮生活としてお前らに社会勉強させてやるよ。」 荷田「なんでやんす?」 北乃「まず、上下関係をしっかり守れ。先輩であるオレの命令は絶対だ。 夕食の弁当を取りに行くのはもちろん、朝練の時間に起こしたり、 練習後にはオレをマッサージしなきゃいかん。」 荷田「ど、どうしてそんなことをやらないといけないんでやんす?!」 北乃「あー? だから社会勉強って言っただろ? たとえば、これが会社でオレが上司だったとするよな? オレの機嫌を損ねたら、お前らヘタすればクビになるんだぜ。」 荷田「ここでは何が起こるんでやんす?」 北乃「お前ら、野球好きだよな? 野球したいよな? ボール磨きと球拾いだけで1年間を終わりたくないよな? ...じゃあ、どうすればいい?」 パワポケ「それって脅迫ですか?」 北乃「いや、気持ちのいい学園生活を送りたければ、ガマンも必要だって言いたいだけだよ。 いいか、オレだって去年やったんだぞ。それにお前らも来年は先輩になるんだ。 お前らが抵抗して、この美しい伝統を破壊するのは勝手だが、そうなると来年も雑用しなきゃいけない。」 パワポケ「.........。」 飯占「おっ、北乃! さっそく後輩どもに寮生活の基本を教えてやってんのか?」 北乃「はい、キャプテン! やっとオレも楽させてもらいますよ。」 (わははははは) パワポケ・荷田「.........。」 パワポケ・荷田のやる気-1 北乃と飯占は上下関係であるのを良いことに、様々な嫌がらせをしてやる気と野球魂などを下げてくるので要注意です。 そしてなんと! 北乃は暴れたりいびきをかいて安眠妨害をしてきたり八つ当たりまでしてくることがあります。 もし北乃の嫌がらせや暴力に巻き込まれてしまったら、病気をつけられたり マイナス特殊能力がつけられてしまうので気をつけてください!! 1年 4月3週 大河内「さて、お前たち新入生がこの学校へ来て一週間がたった。 ここで生活するようになって、この学校では、お金が使えないことに気づいたと思う。 だが、生活に必要な消耗品は学校からは支給されない。 これから、お前たちにはこの「ペラ」を使って、購買部で必要な私物を購入してもらう。」 (ざわざわざわ) 「ええと、つまり金券ですか。あらかじめ買っておくような?」 大河内「いや、お金の代わりをするが、ペラは決してお金で買えない。 この学校でいくらペラをかせいでも卒業するときにはすべて紙くずだ。 生徒間でペラを売買するのも禁止だ。そういう行為は厳しく罰する。」 荷田「じゃあ、どうやってそのペラを手に入れるんでやんす?」 大河内「今から全員に200ペラを支給する。今後は、学業成績や部活における成果 あるいは学校に対する貢献によって支給されることになる。」 荷田「でも、オイラ勉強は苦手でやんす。...部活動でも活躍する自信もないでやんす...」 大河内「ああ、大丈夫だ。そういう者のために、 社会への俸仕活動に参加した場合、ペラを配給する制度がある。 だが、ボランティアとは本来 無償で行うものなのだ。 このペラは、あくまでも学生が自分の時間を使って社会に俸仕したことに対する、 学校からの援助と思ってほしい。」 荷田「(そんなこと言ったって、やっぱり給料みたいなものでやんすよねぇ?)」 パワポケ「(荷田君、先生に聞こえるぞ。)」 「先生、質問です! 生徒の間でペラを貸し借りしてもいいのでしょうか?」 大河内「いいところに気がついたな。このペラは金銭ではない。 だから、ゲームなどの勝敗によって権利が移動したとしても、それはギャンブルではない!」 (ざわざわざわ) 大河内「そもそも、このペラはお前たちが社会に出たときのためにお金というものを勉強する教材だ。 利子をつけて貸し出すのも自由、周囲の者から借り集めて、なにか大掛かりな活動をすることも自由だ。 ...もっとも、反社会的だったり学校やクラスに迷惑のかかる行為は絶対にやめてくれたまえ! さあ、今から全員にペラを配るぞ。」 パワポケ「(ふーん、これがペラね?)」 荷田「(安っぽいでやんす。)」 (買い物コマンドが使えるようになりました! 買い物をしても日数は進みません。) (俸仕活動コマンドが使えるようになりました! ペラを稼ぐことができます。) ?「野球魂を持つ者よ...お前たちの力がどれほどのものか、この星の未来を見届けよう...」 パワポケ「未来を...?」 ?「マスターリングを与える。これは人類にとっての試練だ。」 パワポケ「試練? わっ!」 (ピカッ!) パワポケはマスターリングを授かり、すぐに左腕にはめた。 パワポケ「これは...」 マスターリング「我はマスターリング。この3年間、お前と共にする。 お前が奇跡の野球選手として成長することを祈っておるぞ...」 パワポケは北乃にペラを徴収されたり暴れられたりと散々苦しめられていく。 またキャプテンの飯占は後輩に厳しく指導したりとやりたい放題。 この理不尽な厳しさがパワポケを危機に陥れる。そして...週が経過し、越後や桧垣などと出会った。 飯占「オウパワポケ! 足りない備品があるから、いまから購買部で買って来い。」 パワポケ「あのう、ペラは...?」 飯占「そんなのお前が立て替えとけ!」 パワポケ「(きっと踏み倒されるな。)」 部員A「先輩たちにペラを取られた? 最悪だな、この学校は。」 パワポケは苦しみながらもボランティア活動をこなし、車坂監督の実技試験を突破した。 6月1週...星英高校と練習試合。パワポケたち1年生は試合を見てるだけしかない。 天道翔馬というピッチャーが飯占を三振にしとめ、完封勝利。これを見た車坂監督は... 「............。」 車坂監督「............お前たち。今日の試合のザマはなんだ。基宗、言ってみろ!」 基宗「ハイ! 恥ずかしながら、完敗であります!」 車坂監督「よぉし、「恥ずかしながら」よく言った! いいか、お前らの足りない脳みそでも理解できるように言ってやるが... 点が取れなきゃ勝てないんだよ! なのに相手の一年生投手が打てず 一方的に負けちまいやがって......どうなってる?! おい、パワポケ!」 パワポケ「あっ、ハイ!」 車坂監督「お前から野球を取ったら何が残る? 言ってみろ!」 パワポケ「ゴミであります!」 車坂監督「よーし、よくわかってるな。だが、そう自覚しているんならもっと死ぬ気で練習しろ! 今から地獄ノックとランニングだ! 今日は全員倒れるまでやるぞ。......返事はどうしたッ!!!!」 みんな「(はい、ありがとうございます!)」 体力が0になった 野球魂が10上がった 各経験点が10上がった パワポケと荷田は車坂監督に頼まれて他校のデータを集める。 そこで天道に会う。荷田はその選手はスターだといい、 パワポケはそんな理屈で納得できず、試合で倒し、そして超えてやると言った。 また北乃の暴力に巻き込まれたりと散々な目にあわされる。 7月1週 パワポケ「今日から地方大会だな。」 荷田「でも、オイラたちは観客席で応援でやんす。」 飯占「なんだなんだ2人とも。朝から不景気なツラしやがって。」 パワポケ「あ、キャプテン!」 (バキ) 飯占「こちとらこれから試合だぞ? 俺たちをリラックスさせやがれ。」 パワポケ「あ、す、すみません。」 「おい、見ろよ! 親切高校だぜ。」 「すっげー! さすが、強そうだなあ!」 パワポケ「あの子達、俺たちを見てますね。」 飯占「ふふん。強豪校の野球部ともなると、観客もおっかけもいるんだぜ。 マスコミにだって取材されるしな。」 パワポケ「えっ、本当ですか?」 飯占「ハハッ! お前ら、俺も含めた先輩やOBに感謝するんだな。 俺たちががんばって対外試合に勝ち親切高校野球部の名声を上げた。 だからいい選手も集まってくる。練習器具もグラウンドも最高だ。 な、感謝の気持ちが出てきただろ。」 パワポケ「はい。」 飯占「...じゃあ、あとでお前ら2人試合前に全員の前で漫才やれ。」 パワポケ「え、はあ?!」 飯占「もし、つまらなかったら...わかってるな?」 (そして...) パワポケ「うう...試合前にどうしてあんな目に。」 荷田「痛いでやんす。」 やる気が2下がった 体力が50下がった パワポケ「くっそー...!! あの飯占のクソ野郎!!!」 そして、夏の試合で星英高校に敗北後... 飯占「俺たち3年生は今日で引退する。基宗!」 基宗「はい。」 飯占「次のキャプテンはお前だ。」 基宗「ハイッ!」 飯占「最後に、これだけは言っておく。 あの天道のクソ野郎を打ち崩して俺たちの無念を晴らしてくれ!」 基宗「はい、わかりました!」 パワポケ「あっ、あいつは!!」 パワポケは激怒して飯占に駆け寄った。 飯占「なんだよパワポケ?」 パワポケ「ペラを返せ! 俺からペラを払わせた挙句、やる気と体力を下げてきやがって!!」 飯占「なんだ先輩に対するその言葉は!?」 パワポケ「うるさい! お前みたいなひどい奴は先輩じゃない! 俺にペラを立て替えさせ、やる気と体力を下げてきたくせに勝手なことを言うな!」 飯占「ほう? 先輩に対してその言葉とはいい度胸じゃねえか? いいだろう! 俺たち先輩に逆らったらどういうことになるか教えてやるぜ!!」 パワポケ「許さんぞ貴様...!! みんなの痛みを味合わせてやる!!」 飯占「うるせえ!! てめえなんかがこの飯占様にかなうわけがねえんだ!!」 パワポケがとっさに消え、飯占の背後から蹴りの一撃!! 飯占「ぐおっ!?」 飯占「ぐ...ぐぐ...いつの間に後ろへ...? 貴様あぁ!!」 パワポケ「威張ってたわりには大したことないな。」 飯占「な、なんだとぉ...!!! うおおおおおおおお!!!!」 パワポケ「おりゃあぁっ!!」 パワポケの拳が飯占の腹に直撃! パワポケ「今の一発は越後たちの恨みだ!」 飯占「ぐぐぐ...ちくしょーーーーっ!!!」 パワポケ「プレイヤーのみんなの恨み!」 飯占「ぐおおおおおおぉっ!!」 飯占「うぅぅぅぅ...おのれぇ...! くそガキがあああああああああ!!!」 パワポケ「これは俺の恨みだあああああああああああああああ!!!!」 飯占「ぐわああああああぁぁぁっ!!!」 (ドン!!) 越後「す、すげえ...」 官取「パワポケ...」 パワポケ「これが俺の力だ! さあ! 俺に立て替えさせた分のペラを返せ!!」 飯占「わあったよ...お前に立て替えさせた分のペラは返します... 返せばいいんだろ...下げたやる気と体力を戻してやるよ...ほらよっつーの。」 パワポケは、ペラと先輩たちに下げられたやる気と体力を取り戻した!! 飯占「シット! くそ、覚えてろっつーの!」 8月1週...パワポケは女子寮へ向かう。 パワポケ「さて、森を抜けてどこを目指そう。」 パワポケは女子寮へ向かった。 パワポケ「(正面から行っても警戒が厳しい。西の海岸の方から大回りで行けば、守りが薄いかもしれない。)」 パワポケは海岸ルートから女子寮へ向かった。 パワポケ「確かにドーベルマンや警備員はいなかったけど... 迷って完全に日が暮れてしまった...でもこれでやっと女子寮に...」 (ガサガサッ!) パワポケ「やばい、また犬か!」 「......」 パワポケ「......なんだ女の子か。(かわいい女の子だなあ)」 「ここで何をしている? 男子は立ち入り禁止のはずだが。」 パワポケ「(うっ、やばいぞ! どうしよう?)」 パワポケはどう答えたか... パワポケ「女子寮を見てみたかったんだ。」 「わざわざここまできたのには感心するが...目的はほめられたものではないな。」 パワポケ「うっ、すいません。」 (ガサガサッ!) 「誰かいるんですの?」 「そこの茂みに隠れて!」 (ガサガサッ!) 「私です、天月です。」 「またあなたですか...門限はとっくにすぎているんですよ!」 天月「すいません。気分が優れないので少し夜風にあたりたくて。」 「規則は規則です。あなた普段は優秀なんですから、規則を守っていればすぐに監督生にもなれますのに。」 天月「...申し訳ありません。」 「謝ってすむ問題ではありません! だいたいあなたはいつもいつも...」 天月「............」 「くどくどくどくど...」 天月「............」 「がみがみがみがみ...」 天月「............」 (三十分経過...) 「っと、今はそれどころではありません。不審者が侵入しているらしいのです。 あなたも危ないですから早く戻りなさい。」 天月「はい、申し訳ありませんでした。」 女子寮の教師は寮に戻った。 天月「..............もう大丈夫。」 パワポケ「ふう、助かったよ。」 天月「...」 パワポケ「俺だけ隠れてしまってごめん。」 天月「気にするな、私はいつものことだから。君が捕まっていたら、こんなものではすまなかった。」 パワポケ「た、たしかに...」 天月「まあ、これに懲りたら二度とこんなまねはやめておくんだな。」 パワポケ「わかったよ。」 天月「...ならいい。では...」 パワポケ「あっ、ちょっと待って! 俺はパワポケ、一年。君は...」 天月「天月 五十鈴(あまつき いすず)。私も一年。」 パワポケ「よろしく、天月。」 天月「よろしく。まあこんな学校だからもう会うことはないと思うけど。」 パワポケ「あっ、ちょっと! (いっちゃった...) それにしてもこんな夜おそくに抜け出してどこに...って、もうこんな時間!? 俺も早く戻らないと明日もたないぞ!」 (タタタタタッ...) 次の週、パワポケたちは甲子園中継を見た。 天道の活躍ぶりを見てパワポケは倒さないと甲子園には行けないといい、みんなも意気投合した。 8月3週...パワポケは実力テストで良い結果を残した。 9月1週...パワポケは夜の森でガサガサ音がし、天月だと思って声がかけてみるが、 荷田に注意され、仕方なく戻った。 9月2週...パワポケたちは後片付けを終えてやっと弁当かと思ったら... 北乃が腹が減ってたから2つ食べたらしく弁当はひとつしかない。 パワポケと荷田は弁当をかけて「ちーぐーぱーどーん!」で勝負することに。 そして勝負はパワポケが勝利! パワポケは弁当を荷田にも少し分けてあげて食べた。 10月2週...秋季大会。ホームランを打たれて負けてしまった。 「............」 車坂監督「今日という今日は、本当にお前たちに愛想が尽きた。 格下の学校に逆転負けとはいったい、どういうことなんだ! おい、基宗!」 基宗「はい! ...油断、していました。」 車坂監督「ここで一発お前をぶん殴りたいところだが俺のコブシが痛いだけでバカバカしい。 代わりに全員ぶっ倒れるまでノックだ!!!!!!」 基宗「はい、ありがとうございます!」 そして... (カキーン!) (ばしっ!) (カキーン!) パワポケ「あ。」 車坂監督「こら、貴様! 何をフラフラしてやがる。死ぬ気でシャキッとしろ! ボールが捕れないなら死んじまえ!! 野球ができなきゃ、お前なんて生きてる価値がないんだ!!!」 (ドガッ! バキッ! ボコッ!) パワポケ「うぐっ...!!」 車坂監督「立て!! さっさと立ちやがれ!!! 死にたいのか!!!! ああ!!!!!」 車坂監督はパワポケに頭を地面や壁にぶつけたり、殴る蹴るなどの暴行を繰り返した。 車坂監督「こっちの連中、あいつの頭を壁や地面にぶつけてもっと鍛えてやれ!! さあやれ!! 監督の命令だぞ!!!! 貴様らも全員パワポケと同じところへ逝きたいのか!!! ああ!!!!!!!!」 部員たち「うわあああぁ、はいっ!!」 部員たちは車坂監督が怖いために逆らうことができず、仕方なくパワポケの頭を壁や地面に何度もぶつけた。 パワポケ「ぐああああああああああああああああ!!!!」 パワポケの頭や口から血がいっぱい出てきた。 越後「ううぅ...」 部員たち「こんなやり方、心が痛んでくるなぁ...」 荷田「オイラも心が痛んでくるでやんす...でも、オイラたちが車坂監督に逆らったら 部員のみんながひどい目にあうから...だからパワポケ君に何もしてあげられないでやんす...」 車坂監督「おい...」 (ドガン!!) パワポケ「ぐはっ!」 車坂監督「えらくなったものだなパワポケ。監督であるこの俺のノックをサボるとはなぁ。」 パワポケ「うう...違いますぅ...」 車坂監督「それが口答えだと言うんだよ。」 車坂監督はパワポケの胸ぐらをつかみ... 車坂監督「ここまで誰のおかげで強くなれたと思ってる? 誰が勝つための苦しみと勝つことの喜びを教えてやったかもう忘れたのか? 星英高校との試合に負けた後の地獄ノックとランニング... 秋季大会に負けた後の反省としてのノック... 誰がやらせてやった? 誰が鍛えてやった? 誰なんだパワポケ!?」 パワポケ「か、監督です...」 車坂監督「聞こえんぞ!!!」 パワポケ「く、車坂監督です!」 車坂監督「わかってるなら、なぜ口答えなどする? 自分で野球の練習をして強くなりたいなどとどの口で言える!? ええ!?」 基宗「もうやめてください監督! パワポケは、もう...」 車坂監督「基宗...俺は今、大事な話をしてるんだよ。よくも邪魔をしてくれたな。」 基宗「うわあっ!!」 (ドン!!) 車坂監督「自己管理も満足にできん上に、格下の学校に負けたくせに! お前らにどれだけ野球の練習をやらせたと思ってるんだ!? 少しは立場をわきまえろ!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「............」 車坂監督「少し甘やかしたり、目を離すとすぐこれだ... ギャンギャン吠える...噛みつく...泣きつく...まったく、子供という奴は。」 車坂監督「いいか、星英高校に二度負けただけでなく、秋季大会に負けた以上、 来年の大会は絶対勝たねばならん! いや、ただ勝つだけではダメだ! 弱者だろうと圧倒的な力で叩き潰して、全力で勝つのだ! 我ら親切高校に必要なのは常勝! 全国に親切高校の恐ろしさを思い知らせるのだ! そして、甲子園大会で優勝し、親切高校の名をとどろかせるために!! そして、プロ野球選手として恥じぬ精鋭プレイヤーになれば、地位と名誉...巨万の富と権力... 全てが思いのままになるんだぞ! お前ら、プロになりたくないのか?」 パワポケと基宗以外の部員たち「なりたいです!」 車坂監督「よし! ならちっぽけな意地やプライドなど捨ててしまえ! 優しさや友情、自分らしさなど、お前らには不要なのだっ!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「はい、車坂監督!」 車坂監督「お前たちは親切高校の野球部員。選ばれし無敵の戦士だ!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「はい! ありがとうございます!」 車坂監督「全ては、勝利のために!」 パワポケと基宗以外の部員たち「全ては、勝利のために!」 車坂監督「勝利のために!」 パワポケと基宗以外の部員たち「勝利のために!」 車坂監督「勝利のために!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「勝利のために!!」 BGM 天空の世界 DQM1・2 原曲 パワポケは車坂監督に虐待当然に毎日のスパルタ練習で気力を削られる悪夢にうなされながら、夢の中で美しい声を聴いた... パワポケ「ここは...夢の中...?」 「パワポケ...パワポケ...私の声が聞こえますか... 私はこの星に恵みを与える精霊です。私は失われた力をたくわえ、よみがえるはずでした... しかし、何者かが人々の心に暗い影を落とし...この星の光さえも、ついに凍りついてしまいました。 人々の心に平和が戻れば、私もきっと...どうか、人々の心に平和を取り戻してくれませんか?」 パワポケ「はい。」 「本当ですか...あなたには、感謝の言葉もありません。 もしも、この星に再び平和を取り戻すことができれば... このクリスタルのお守りを差し上げましょう。さあ、まずはその傷をいやしてあげましょう。」 体力とやる気と野球魂が全回復した! ペラが9999になった! 『スーパーパワビタD』と『お香』と『特効薬』と『ラブスコープ』と『光るヘルメット』と『お守り』と 『ラブダイナミックス』と『安眠マクラ』と『トルマリンネックレス』と『攻略本』と『人口精霊』を手に入れた! 「それではパワポケよ。また会いましょう...」 そして...パワポケは気力と取り戻し、来年の大会に向けて練習に励んだ。 岩本(監督生)「こらっ!」 パワポケ「え?」 岩本(監督生)「校舎の入り口を汚すな。靴についている土汚れはきちんと落としてから入ってこい。」 官取「(おいパワポケ、あやまるんだ。)」 パワポケ・官取「どうもすみません。」 岩本(監督生)「ほら、違反キップだ。次からは注意するんだぞ。」 「....................」 パワポケ「なんだよ、今のは。」 官取「あいつら監督生だよ。成績優秀者から選ばれて生徒の生活指導をしてるんだ。」 パワポケ「で、この違反キップってなに?」 官取「生活態度の悪い人間へのペナルティーだよ。たまると、先生に呼び出しくらうぞ。」 パワポケ「げ、本当か!?」 監督生は少しでも逆らった場合は集団で長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてきて、 やる気と野球魂と監督評価を下げてくるので、要注意です。 そしてなんと! アイテムなどによって理不尽な監督生に進化することがあります。 理不尽な監督生に出会ってしまったら、体力とやる気を0にされてしまう上に 有益な効果をもたらすアイテムを没収されてしまうので気をつけてください!! 11月1週のテストも良い結果を残した。 その後パワポケは練習をこなした。 そして、12月3週... 大河内「さて、いよいよ冬休みだ。所属する部によっては、入学以来はじめて家に帰ることになる者もいると思う。」 荷田「(オイラたちでやんすね。)」 大河内「そこで、一応念のために言っておく。 冬休みは2週間だが、早めに学校に帰ってきてもいいんだぞ。」 (ざわざわざわ) パワポケ「(おいおい、どうして好き好んでこんな窮屈な学校に早めに帰って来るんだよ。)」 荷田「(オイラ、絶対に休み期間ぎりぎりいっぱいまで帰ってこないでやんす!)」 練習をしたあと... パワポケの自宅 パワポケ「ただいま!」 パワポケの母「まあ、おかえりなさい。それにしても、この子は。 帰る前に連絡ぐらい入れなさいよね。で、学校はどうなの?」 パワポケ「う、うん。まあ...ね。」 (そして...) パワポケの母「へえ、しばらく見ないうちにしっかりしたわねぇ。」 パワポケ「え、俺が?」 パワポケの母「ええ。さすが全寮制の学校はちがうわね。規律が身についたってことかしら。」 パワポケ「ははは...(久しぶりにテレビでも見るか。)」 (プチン) パワポケ「あれ、こんな芸人いたっけ? どうしてみんな笑ってるんだ。 ...まさか、さっきのはギャグ? 母さん、この変な番組は何?」 パワポケの母「あら、これね。大人気なのよ~。視聴率もとてもいいんですって。」 パワポケ「...ふうん。学校じゃバラエティ番組なんて全然見なかったから。」 パワポケの母「あらそうなの? さすが、まじめな学校ねぇ。」 パワポケ「.........。」 (そして...) パワポケ「......ふう。.........................。俺、家に帰ったんだよな?」 (トゥルルル...トゥルルル...) (ピッ) 荷田「あ、パワポケ君でやんすか。」 パワポケ「荷田君、どうしたんだい。」 荷田「...オイラ、年が明けたら早めに学校に帰るでやんす。」 パワポケ「...君もか。なんだか家が落ち着かないんだろ?」 荷田「そうなんでやんす。どうせ学校に戻れば続きが見れないと思ったら、 アニメもドラマも漫画も見る気がしないのでやんす。なにより、なにもしなくていいのが ものすごくつらいでやんす。ベッドに入っても眠れないでやんす!」 パワポケ「ハハハ、しょうがないよな。俺はとりあえず、外で素振りでもして疲れてから寝るよ。」 荷田「おお、オイラもそうするでやんす!」 2年目の1月1週...パワポケはおみくじで吉を当てた上で、ほるひすの人形まで当てた! その後、パワポケは親切高校へ向かうためにバス停に行く途中、天道を遭遇。 勝負を挑むも負けてしまい、親切高校に入ったあと、天道に負けたくやしさを練習にぶつけた。 そして2月2週の野球テスト...パワポケは良い結果を残した。 2年目 2月4週 飯占「おいパワポケ!」 パワポケ「あれ、キャプテン?」 (バキ) 飯占「今のキャプテンは基宗だろ。俺はとっくに引退したんだ。そこらへん間違えるんじゃねえよ。」 パワポケ「は、はい。」 飯占「俺も、いよいよ卒業してこの学校を去る。 だがその前に、思い出深いこの寮をきれいにしようと思ってな。」 パワポケ「(へえ、飯占先輩でもそういう気持ちになるんだな。)」 飯占「というわけで、掃除してもらおうか。」 パワポケ「............はあ?!」 (バキ) 飯占「なにが「はあ」だ! 現役のお前らが、使っている寮をきれいにしなくてどうするんだ。 とりあえず、ぞうきんがけ用意!」 パワポケ「ハイッ!」 ミニゲーム ぞぞぞぞうきん ヒント 制限時間内にゴールを目指せ! 障害物にぶつかるとタイムロス! かわせ! Bと十字キー下を交互に連打してスピードアップ! 左右の十字キーで移動! コインを取ると最高スピードが上がり、ゴキブリにぶつかればスピードアップ! パワポケは迅速に急ぎそして... パワポケ「やっとゴールだぁ...!!」 VICTORY ぞぞぞぞうきんクリア後 飯占「よーし、よくがんばった!」 パワポケ「はい!」 飯占「これで俺も気持ちよく卒業できるってもんだ! ...............。パワポケ、死ぬ気で練習しろよ。 どんなに後悔したって負けた後からじゃあ、取り返しがきかないんだからよ。」 (スタスタ...) パワポケ「.........。」 2年目 3月3週、荷田が言っていたことは星英が一回戦で負けたということらしい。 それは残念だと答えた。荷田はパワポケが勝手に言ったことだといい、チームの印象が悪化してしまった。 そして... 大変です、監督生がパワポケに目を付けて嫌がらせを行っています。 荷田「あの先生の授業はぜんぜんわからないでやんす。 オイラ用語すら理解してないから何を言ってるのかすらさっぱりでやんす。」 パワポケ「たしかに、もうちょっとなんとかしてほしいよな。」 岩本(監督生)「おい、そこの2人! ...今、教師の悪口を言ったな。校則違反だ!」 荷田「いや、言ってないでやんす!」 パワポケ「そもそも悪口って校則違反なのか?」 岩本(監督生)「無知なヤツだな。ほら、校則142条第3項! 授業の進行に対する妨害行為...」 パワポケ「むちゃくちゃだ! 拡大解釈もいいところじゃないか!」 岩本(監督生)「なんだ、貴様逆らうか?」 パワポケ「なんなら先生にも聞いてもらおうじゃないか!」 (そして...) 大河内「たしかに、この件に関しては監督生がやりすぎだ。」 岩本(監督生)「...すみません。」 パワポケ「.........。」 (そして...) 北乃「おい、パワポケ! 洗濯をサボるとはいい度胸...え?」 パワポケ「..........。」 北乃「いったいどうしたんだ。」 パワポケ「監督生に逆らったら、それ以来ささいなことでもいちいち注意されるようになってね。 今をねちねちと嫌がらせをしてくるし、それで頭に来てケンカになったんですよ。」 北乃「ああ、なるほどな。あの連中には逆らわない方が利口だぞ。」 パワポケ「だまれ!! たとえ校内暴力になったとしてでもあいつらは絶対に叩きのめしてやる!!」 北乃「そうか? まあ、とにかく野球部の雑用さえちゃんとこなしてくれればオレに文句はないけどな。」 パワポケ「.......監督生の野郎、次に会ったら絶対ぶんなぐってやるぞ!!!」 パワポケは試合中に怒りで能力を上げることができ、マイナスの効果を無効にできるようになった!! やる気が低いときの差が小さくなり、高いときの差が大きくなった! 特別に4週間の間だけケガをしなくなり、経験点を3倍得ることができます! 続く 目次へ 次へ
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(........) (ぐおん、ぐおん、ぐおん...) 空から光が落下して、パワポケが現れた! (ぶしゅう~~~~~...) パワポケ「ふう~~、時間をさかのぼるのは何度やってもつらいなあ... さてと...俺の今回のターゲットはどこにあるんだろう...?」 パワポケは今回のターゲットを探し... パワポケ「お、あったぞ、ここか...うん、これは...? 野球部か...」 パワポケは野球部に入れてもらうため、会社の社長にたずねた。 パワポケ「あの~~、入れてください。」 社長「え!?」 パワポケ「この会社に入れてください。」 社長「はあ~?」 パワポケ「このチラシを見たんですけど、この会社に入ったら野球ができるんですよね?」 社長「え? このチラシを...う~ん、いいのかい? 会社は遊びじゃないんだよ? ちゃんと働いてくれないと困るんだけど...?」 パワポケ「あ、大丈夫です。まかせてください! 俺、仕事と野球ができるところを探してたんです。」 社長「そうか...それじゃ、山田君、彼に職場を案内してやってくれ。」 山田はパワポケを職場に案内した。 山田「やあ、オイラ、山田でやんす。よろしくでやんす。」 パワポケ「あ、どうも、お世話になります。」 山田「あのチラシ、オイラが作ったんでやんすよ。とにかく、一緒に仲良くするでやんす。」 パワポケ「毎週、日曜が休みであとの6日間が仕事か。」 このゲームは平日6日間と休日1日を交互にプレイしていきます。 それぞれ1コマンドずつ行うことができます。今が平日か休日かは、左上の表示を見てください。 「まあ、仕事のことなんかは現場の人に直接教えてもらってくださいね。」 パワポケ「あの、あなたは?」 「私は、事務を担当している秋本 彩(あきもと あや)です。 それで、あちらが大島 喜美子(おおしま きみこ)さん。」 大島「ぼうや、よろしくね。」 山田「あ、ここにいたんでやんすか。」 パワポケ「ああ、山田さん。」 山田「アンタの方が年上っぽいでやんすから「山田君」でいいでやんすよ。 そんなことより、今日はもう仕事を終わりにするでやんすから、 野球チームのみんなに、あいさつするでやんす。」 (そして...) 「おっ、お前が新入りか。俺は青野 紫夫(あおの しばお)だ。よろしくな。」 「へへ、オレは三船 剛一(みふね ごういち)だぜ。」 「ボクは智林 五郎(ちばやし ごろう)。」 「おれは、村山 はじめ(むらやま はじめ)ッス。 いちばん年下なんで、みんなからはじめって呼ばれてます。」 青野「さて、それじゃあ...」 みんなが練習を始める前に、誰かの呼ぶ声がした。 「コラぁ、お前らぁ!!」 パワポケ「え、なに?」 山田「...取り立てでやんす。」 社長「これはフローラル金融さん。どうも...」 「「どうも」じゃねえよ。ナニのんびり練習なんてやってんだよ。 ええ、オイ! 金を返してねえんだから、もっと仕事しろよ!」 社長「ま、まあまあ...ここではなんですから、こちらへ。」 青野「........。さて、気を取り直して練習といくか!」 パワポケ「アレ、ほっといていいんですか?」 青野「なに、いつものことなんだ。俺たちにはどうしようもないだろ?」 パワポケ「これが原因で、この工場がつぶれるのかな? とりあえず、もう少し様子を見よう。」 練習後... パワポケ「練習が終わったし、帰るか。」 「おい、そこの兄さん。」 パワポケ「え、俺のことですか?」 「そうだ。新しく和桐に入った奴だろう。練習は見せてもらったよ。」 「あんなつぶれかけの工場で働こうなんてまったく物好きな奴ですね。」 パワポケ「あ、この前の!」 「俺はフローラル金融の黒松 東児(くろまつ とうじ)だ。 で、そいつはオレの舎弟の奥野 次郎(おくの じろう)のジロー。よろしくな。」 パワポケ「で、なんの用事なんです。」 黒松「お前には、野球の才能がある。工場で働いてるのはもったいない。そこで、どうだ。 好きなだけ野球ができて、あの工場より給料のいいところへ行く気はないか。外国にあるんだがな。」 パワポケ「...遠慮しておきます。」 黒松「そうか、それは残念。だが、あの工場はじきにつぶれるぜ。」 パワポケ「え?」 黒松「ウチの借金を返すアテがないからな。 建物はぶっ壊して機械は外国に売る。あそこは駐車場にする予定だ。」 パワポケ「そ、そんな!」 黒松「だから、早めにさっきの話のこと考えてみないか。前金で、500万払うぜ?」 パワポケ「そんな話は興味ないですね。 プロにスカウトされるんならともかくあんたらじゃ、うさんくさすぎるよ。」 奥野「やめましょうよ、こんな奴。 どうせ野球の腕も大したことなくて島に送っても強制労働させられるのがオチですよ。」 パワポケ「はあ、強制労働!?」 黒松「ま、お前さんに才能がなけりゃあな。俺は、お前の才能を信じているが。」 パワポケ「と、とにかく! そんな話は、お断りします。」 パワポケは黒松の誘いを断り、その場を去った。 黒松「ジロー! 勝手に口をはさむな。」 奥野「へえ、すみません。」 黒松「とにかく、今年中にノルマ分の野球選手を、あの島に送らないといけないんだからな。」 奥野「でも、兄貴。野球なんだぜ? いいのかよ。」 黒松「...これは仕事だ。」 そして次の週で和桐 沙耶(わぎり さや)と出会う。 しばらく数週間が過ぎ、貴田 隆男(たかだ たかお)に会う。 次の週...和桐製作所に危機が訪れる... パワポケ「社長! 社長はどこですかー?」 山田「パワポケ君、静かにするでやんす。今、親会社の人が来てるでやんす。」 パワポケ「親会社? そういえば、ここの大手メーカーの大帝国工業ってところの 下請けの仕事が中心だったな。...なんの話をしているんだろう。」 和桐社長「え? あの、それはどういう...」 「だから、簡単に言うとこの工場との契約は打ち切りだ。 部品の生産はすべて外国に切り替えることが決定したからな。」 和桐社長「そ、そんな! 今そんなことをされたら、ウチの工場はつぶれてしまう!」 「へえ、そう? それは大変だね。」 和桐社長「あの、なんとかなりませんかね。長いつきあいじゃないですか。」 「価格を今の半分にできるのなら考えてやってもいいがね?」 和桐社長「半分?! 今でさえ原価ギリギリなのに!」 「和桐社長。もう日本でモノを作る時代は終わったんだよ。じゃあ、これで失礼するよ。」 和桐社長「あ、あああああー...」 パワポケ「なんだか、とんでもない場面を見てしまったぞ。」 練習後... パワポケ「あの社長。昨日のことなんですけど...」 和桐社長「ああ、親会社の契約のことか。 あのときは取り乱してしまったが時代の流れというやつなんだろうね。」 パワポケ「え?」 (そして...) 山田「はじめくん、聞いたでやんすか。この工場も、いよいよ危ないみたいでやんすね。」 村山「困ったッスね。時間作って、次の仕事先を探さないと。」 パワポケ「ちょ、ちょっと...それより、なんとかこの工場を助ける方法はないのかなぁ~?」 三船「そんなもん、したっぱ労働者のオレたちで、どうにかなるもんじゃねえじゃん。」 青野「コラ、作業中にそんなムダ話をしてるんじゃない。 ま、ウチの社長も給料を踏み倒して逃げるような人じゃないからあんまり心配するな。」 パワポケ「.........」 (そして...) パワポケ「困ったな。工場がつぶれそうなのに、 みんなあきらめムードだもんな。このままじゃ任務が...」 さや「パワポケさん、どうしたの?」 パワポケ「実は...」 パワポケは工場の現状をさやに話した。 さや「あはは、それ気にしすぎ。 最近、そういうの流行んないよ。さらっと、あきらめなきゃ。」 パワポケ「ええっ?」 さや「どうしようもないことで悩むなんて時間のムダムダ。」 パワポケ「君は...さやちゃんはそれでいいのか? こんな親会社の勝手でみんなの工場がつぶれても平気なのか?」 さや「だって、よくあることじゃない。じたばたしたって、みっともないし。」 パワポケ「それでいいわけないだろ! どうして、そんなにあっさりあきらめられるんだ! 任務と無関係にムカついてきたぞ。こうなったら、意地でも工場はつぶさせないぞ!」 (タッタッタッ...) さや「...え、えーと、びっくりした。」 そして休日... 黒松「野球の勝負だぁ? お前さん、頭は大丈夫か? 和桐の工場が、親会社に契約を打ち切られて、もうダメだってこたぁとっくに知ってるんだぜ。」 パワポケ「でも、工場がダメになるまで待っていたら、 手に入るものも少なくなるんじゃないのか。それに、俺も手に入らないぞ。」 黒松「............」 パワポケ「............」 黒松「ふん。お前さん、カタギにしとくにゃもったいねぇな。」 (そして...) 和桐社長「ええと、お話がいまひとつよくわからないんですが...」 黒松「なに、ここの野球チームは強いと評判だったじゃねえか。 それなら、戦って生き残るチャンスを与えるべきだろ? ウチの用意したチームと試合して勝つことができたら、借金の返済を3ヶ月延長してやろう。」 和桐社長「あの、ウチが負けた場合には?」 黒松「借金をチャラにする代わりに即座に工場を引き渡せ。 そしてパワポケの身柄をいただく。しあわせ島というところで働いてもらうことになるな。」 和桐社長「パワポケですって?」 黒松「本人は了解済みだ。な?」 パワポケ「ええ。」 和桐社長「どうしてキミが?」 パワポケ「社長。野球の試合と同じで、あっさりあきらめたくないだけです。」 黒松「...............」 和桐社長「どのみち引き渡す時期が早くてもこちらに大差はない。 いいでしょう。その勝負、受けましょう!」 黒松「よし、話はついたな。この契約書にサインしろ。試合は2週間後だ。」 パワポケ「念のために言っておくけど、プロの選手を使ったりするのはナシだぞ。」 黒松「ふん、その契約書にも書いてあるだろ。 元プロの選手も、高校時代に甲子園に行った奴も使わねえよ。」 パワポケ「.........」 和桐社長「この工場と野球のチームは、私のこれまでの人生そのものだ。 最後に戦うチャンスを作ってくれてうれしいよ。」 パワポケ「最後じゃないですよ。試合に勝てば、まだ挽回できます。絶対に勝ちましょう!」 その後パワポケは、警察の守田に野球の試合の審判をやってくれるよう頼んだ。 そして2週間後... パワポケ「今日は、フローラルローンズとの試合の日だ!」 奥野「へっ、逃げずに来るとはいい度胸だ。」 パワポケ「そっちこそ、なにか卑怯な手を打ってくると思ったのに、 まともに試合をしてくれるんだな。」 奥野「まあ、強力な助っ人がいるんでね。さあ、先生! お願いします。」 アルベルト「ハーイ、私アルベルトでーす。もと大リーガーでオリンピックのアスリートでーす。」 パワポケ「もと大リーガー!? そんなのアリか?!」 奥野「契約書、よく読めよ。大リーガーはダメって書いてないだろ。」 山田「あ、アルベルト先生でやんす。久しぶりでやんすねー。」 アルベルト「おお、あなたヒノデ島のベースボールボーイですね。」 パワポケ「山田君と知り合い? あれって本当に大リーガーなの?」 奥野「え、本人はそう言ってたんだが。」 アルベルト「今日は、久しぶりに本気だしマース。これが、新開発の魔球でーす。」 (ゴウッ!!) パワポケ「おお、すっげー!!!」 奥野「さすが先生、見たこともない変化をする超魔球だぜ!」 パワポケ「...その先生、マウンドで倒れてるんだけど。」 アルベルト「オーノー! 全身の関節が外れてしまったでーす。救急車よんでくださーい。」 パワポケ「........」 守田「むっ、時間だな。試合開始ーっ!」 奥野「へ? ...え、ええい! こうなったら、この奥野ジローがお前らをやっつけてやるぜ!」 (試合では全選手を操作して、勝利を目指しましょう!) パワポケはフローラルローンズに勝利した。 フローラルローンズ撃破後 パワポケ「やった、勝ったぞ!」 奥野「チックショー! しかし、借金の返済は待ってやるだけだからな! 3ヶ月後にはしっかり返せよ!」 山田「フフフ、負けイヌがなんだか遠吠えしているでやんす。」 パワポケ「(...でも、あいつの言うとおり返済期日が延びただけなんだよな。)」 アルベルト「救急車、呼んでほしいでーす。ちなみに、救急車は英語でアンビュランスでーす。」 パワポケ「...あんた、まだいたのか。」 そして7月1週... 「黒松~。借金の取り立てのために、野球の試合をしたそうじゃねえか。」 黒松「へい。組...社長のお耳にも入りましたか。」 「どうして、そういう面白いことをオレに黙ってるんだよ! オレが野球好きなの知ってるだろ!」 黒松「は、社長のお手をわずらわすこともないかと思いまして。」 「ラッキーフラワーズを貸してやるよ。ちょうど練習相手を探してたんだ。」 黒松「....」 (そして...) パワポケ「え、また試合を?!」 黒松「....そうだ。前回と同じく、こっちが勝てば工場とパワポケは差し押さえる。 その代わり、そっちが勝てば借金の返済は1年待ってやろう。」 和桐社長「試合は2週間ですか? また急な話ですね。」 パワポケ「大丈夫、あのチームが相手なら勝てますよ。」 黒松「今回はうちのチームが相手じゃない。ラッキーフラワーズだ。」 パワポケ「え?」 黒松「こっちにもいろいろ事情があってな。嫌なら断ってもらってもいいぜ。」 和桐社長「ラッキーフラワーズ...? なるほど、お受けしましょう。パワポケ君はどうです?」 パワポケ「俺もいいですよ。だって黒松さん、あまり気乗りしていないみたいですからね。」 黒松「ふん、カタギに読まれるようじゃオレもヤキがまわったかな。」 パワポケ「......で、ラッキーフラワーズってどんなチームなんです?」 和桐社長「試合をしたことはないが、ウワサでは中堅どころだな。油断しなければ負ける相手じゃない。」 パワポケ「よーし、試合がんばるぞ!」 勝負は2週間後の休日に決まった。そして2週間後... パワポケ「今日はラッキーフラワーズとの試合の日だ! ...今日も外国の人があっちのチームにいるみたいだな。また大リーガーじゃないだろうな。」 「アンソンとドナルドのことか? 大リーグにいたことないぜ。」 パワポケ「あれ、アンタだれ? おじさん、これからここで野球の試合をするから出ていって...」 (バキ!) 奥野「ええい、組...いや社長に、失礼な口をきくんじゃねえ!」 「まあまあ、そいつはこれから野球をするんだから、暴力はいかんな。」 黒松「この方はフローラル金融の親会社の黒梅興行の木岡社長だ。」 木岡社長「実はラッキーフラワーズはオレんとこのチームでな。ま、今日は楽しませてもらうわ。」 パワポケ「.........」 山田「なんだか、怖い外見の人たちがたくさん来てるでやんす。」 パワポケ「とにかく、今日の試合で勝てば借金の返済を1年待ってもらえるんだ。がんばろう。」 守田「そろそろ試合開始するであります。選手、整列ーッ!」 パワポケ「いざとなったら、あの人もいるし。」 山田「あてになるんでやんすかね?」 パワポケ「ま、俺たちは全力で戦うだけさ。」 パワポケはラッキーフラワーズ戦にサヨナラで勝利した。 ラッキーフラワーズ撃破後 パワポケ「やった、勝ったぞ! これで1年間、返済を待ってもらえる!」 木岡社長「なんだ、負けかよ! 垣内のバカんとこ以外に負けるとはな。....黒松よぉ。」 黒松「はい。」 木岡社長「このチームの選手、欲しいな。 何人かは例の島に売ってもいいが、来年には、例の裏野球大会もあるし。」 黒松「ああ、なるほど。工場解体後、有望なヤツは引き抜くことにしましょう。 (しかし、そうなると...借金の返済が延びてしまったのが痛いな。)」 和桐社長は、シブリ銀行支店長に野球の試合で勝てばお金を貸してほしいと頼みこんだ。 その話を聞いた鷹森は勝負を引き受ける。 2週間後、パワポケはシブリーズの鷹森の言動に怒りを覚え、徹底的に叩き潰した。 シブリ銀行は約束通り、和桐製作所にお金を貸すことにした。 10月3週の平日... 和桐社長「さあ、いよいよ新工場の稼働だな。」 パワポケ「とりあえず、前祝いでもしましょうか。」 山田「たたた、大変でやんす!」 パワポケ「なんだよ、山田君。」 山田「役所が新工場の操業許可が出せない、と言ってきたでやんす。」 パワポケ「はあ?!」 市役所 和桐社長「.........」 パワポケ「結局どういうことなんです?」 和桐社長「ああいう機械を作る生産ラインは一度、 国の指定した業者に検査をやってもらわないとダメらしいんだ。」 パワポケ「そんな法律があったんですか?」 和桐社長「いや、環境省からの通達らしい。」 パワポケ「でも、前からある工場は別に検査しなくていいんでしょう? じゃあ、あまり意味がないんじゃ?」 和桐社長「まあ、国のやることだからねぇ。」 パワポケ「ハァ、しかたないですね。じゃあ、すぐにその指定の業者に連絡して...」 和桐社長「それがな、指定された業者が足りなくて、3ヶ月は順番待ちだそうだ。」 パワポケ「3ヶ月も!? その間、工場が動かないんだったら銀行の借金に利子がついて...わあ、ダメじゃないですか!」 黒松「フフフ、お困りのようだな。」 パワポケ「黒松、どうしてここに!?」 黒松「なに、お前たちのあわてる姿を見物にな。」 パワポケ「え、どうしてそれを? ...待てよ。さては、違反があると通報したのはお前なんだな!」 黒松「フッ、不正を見逃すわけにはいかないからな!」 パワポケ「くそー、こうなったら今回も野球でなんとか...」 黒松「おいおい、役所が相手じゃいくら野球が強くても無理だろう。そろそろ、あきらめて...」 「いえ、なんとかなりますよ。」 黒松「ええ?!」 「悪質な違反ではないですし事情があるのもわかる。 3ヶ月後にきちんと検査するというのなら、特に問題は...」 黒松「だめだ、だめだ! 善良な市民であるこの俺が、そういう例外は認めん。」 パワポケ「お前のどこが善良な市民だ!」 黒松「人を外見で判断するな!」 「まあまあ。じゃあ、こうしましょう。 和桐バブルスと、我々市役所のチームが勝負して、そちらが勝てば、今回の新工場の件は不問に。」 黒松「オイ、ちょっと待て。どうしてそうなる?」 「ははは、高名な和桐バブルスとは一度、勝負をしてみたかったのですよ。」 黒松「いや、そうじゃなくて!」 「勝負は2週間後の休日でいかが?」 黒松「話を勝手に進めるなぁー!」 パワポケ「あ、ああ...こっちはいいけど。」 「いい試合をしましょうね。」 黒松「...どうなってるんだ。くそっ、これだからお上は信用できないんだ!」 そして2週間後... パワポケ「今日は市役所市民課のチームとの試合の日だ!」 「はっはっは、楽しくやりましょう。」 パワポケ「...ところで負けた時は?」 「もちろん、国の指導にはしたがってもらわないと困りますな。」 パワポケ「...笑顔で言うなよ。」 パワポケはなんとか市民課選抜に勝利した。 市民課選抜撃破後 パワポケ「やったー、勝ったぞ!」 市民課の課長「いや、実におみごと。」 パワポケ「じゃあ、約束どおり...」 黒松「おい、ちょっと待った! いくらなんでも国の方針を勝手に無視するなんて、許されないぞ!」 市民課の課長「はて、なんのことでしょう? ところで、例の通達に関しては全国的に批判が強いので、 市長からは「無視してよい」との指導が出ております。」 黒松「な?!」 パワポケ「それって...実は俺たちと試合がしたかっただけだったのか?」 山田「なんだか、うまくだまされたような気もするでやんす。」 パワポケ「と、とにかく、これで問題解決だ! 和桐製作所バンザイ!」 続く 目次へ 次の話へ
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登録日:2011/01/13(木) 02 46 20 更新日:2024/05/12 Sun 22 55 59NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 あれ ゾンビ ハタ ハタ人間 パワプロクンポケット パワプロクンポケット11 パワポケ パワポケ11 ポケ11 ラスボスがヤバい 一応中学生 二章仕立て 侵略 怪奇ハタ人間 裏サクセス 怪奇ハタ人間とは、パワプロクンポケット11の裏サクセスの名称である。 ストーリー 海を埋め立てて出来た島、パライソタウンに住む主人公達は、夏休みを翌日に控えていた。 学校が終わり自宅に戻ると頭にハタを立てた両親が主人公を迎える。 二人は「旗を立てると幸せになれる」「旗」 そして主人公にハタを挿そうとする両親。間一髪逃げ出す事に成功する。 しかし既に島は、ハタ人間で溢れていた… ちなみに元ネタは映画「ゾンビ」である。 メインが中学生である理由は、「男女が一緒に寝ても女の子と共同生活を送っていても、変な事は起きないと想像してもらえるように子供っぽさを残したかったから」とのこと。 キャラクター ※()内は初登場作品 ◆主人公 野球部に所属しプロを目指す少年 しかしサクセス中は野球をしない。いつものことだが。女子からはモテモテ。 ◆落田(パワポケ6) 相棒のメガネ 具田「」 平和主義で戦闘には参加しない [男子クラスメイト] ◆青野柴夫(パワポケ6) あの漫画に影響されアメフトに興味を持つ 体力が高く前列向き ◆越後竜太郎(パワポケ10) やれやれなバカ 優秀なスキル[バカ]を所持し全体的に優秀 ◆大神博之(パワポケ4) 帝王学を学んでる 仲間の中で一、二を争う刀剣使い 体力と力が高く前列向き ◆有田修吾(パワポケ7) 不良 不安な一言で仲間の和を乱す 器用さはトップクラス 優秀なスキル[暗視]を持ち探索に便利 ◆平山紀之(パワポケ1) 自他共に認める役立たず シスコン 能力は平凡だがスキルが4つともランダムという無限の可能性を持つ ◆石田昭三(パワポケ4) ブタマン 圧倒的な体力を誇り優秀な壁になる 鉄ゲタを履かせればもはや無敵 ◆堤篤弘(パワポケ4) 頭が良いことがコンプレックスの爆弾魔 器用さが有田と並んで高く圧倒的火力を誇る ◆村山はじめ(パワポケ6) マザコンのカレー職人 弱虫で泣き虫 能力は平均的だが得意武器が無く使いにくさが目立つ [女子クラスメイト] ◆霧生夏菜(パワポケ9) 仲間にするのとアルバムを見るのに手間がかかる少女 逆手を覚えて二丁拳銃を扱うようになると抜きん出た攻撃力を発揮する ◆ユイ(パワポケ4) クラスの人気者 立ちはだかる敵を殺人キックで蹴散らす ◆リコ(パワポケ7) 空き缶の錬金術士 面白い事が大好きなトラブルメーカー ハタを立てられても見た目が変化しない唯一のキャラ…だが若干ヤンデレ化する。 告白とも受け取れそうな台詞を言うも主人公は完全スルー。 あげくメガネに同情される始末。 ◆白瀬(パワポケ8) 愛称:フッキー マイペースで町中を駆け回っている なぜかエリに懐かれている ◆委員長(パワポケ10) 主人公達のクラスの委員長 ライフルを持たせたら右に出る者はいない ◆エリ(パワポケ5) 内気で男の子が苦手な泣き虫 中学卒業後グラビアアイドルになる 2章ではパーティーにいれるとガラクタを拾ってくる ◆るりか(パワポケダッシュ) 主人公の隣の部屋に住んでる幼馴染み 借金は無い…多分 パワポケダッシュでは小学生だったため、唯一年齢が上がったキャラクター。 [大人のみなさん] ◆光山 格闘技マニアいろいろとダメな青年 正体は使命手配されたこそ泥 2chではパワポケ9の少林寺編のイベントからう○こ先輩と呼ばれることも ◆小野(パワポケ8) 中学校の給食員。 正体は宇宙人が産み出したヒューマノイド型インターフェイス。 ◆ドミオ(パワポケ2) アメリカン忍術を使いこなし、ニンジャマスターを探す外国人。 しかしこのアメリカン忍術が曲者で、自身を混乱させる効果がある。 結果、主人公やクラスメイトを持ち前の攻撃力で一刀両断してしまうこともしばしば。 ◆椿(パワポケ9) 某国の潜入工作員だったがいろいろあり パライソタウンに流れ着いた サボる。とにかくサボる。しかしサボる分を差し引いても最強クラスだから恐ろしい。 [その他の方々] ◆唐沢博士(パワポケ3) 悪の天才科学者 名前の読みは「はかせ」ではなく「ひろし」 博士ではなく教授 ◆アカネ(パワポケ8) 主人公と同じマンションに住む小学生。アホ毛。 アホ毛が本体かと言わんばかりにピコピコ動く。 主人公のことをお兄ちゃんと慕っている。 ◆カメダ 時空を越えてこの世界に現れた しかし速攻でハタを立てられてしまう…あわれ ◆ギャスビゴー星人 島の人々にハタを立てた元凶 人々の悪の心を吸収する 刺された旗は抜こうとすると頭がやばいことになりそうなので抜くことはできない。 また、刺された人は心の闇が増幅されるのか本音で話すようになる。 精密な動作なら抜けそうだが… サクセスは二部構成になっており、第一部はクラスメイトを一定数救出するかギャスビゴー星人の基地を殲滅すればクリア。 逆に救出出来なかったり戦闘に負ければゲームオーバー。 ちなみにクラスメイト達は時間がたつとハタが刺され敵となり仲間にする事が不可能になる。 ルート次第では、 最後に全員でガンダーに乗りギャスビゴー星人の母船と戦う。 第二部は謎のダンジョンで野球人形の材料を集めるのがメイン。 そしてラストには「あれ」がいる。 ハタを立てられていない人だけが追記修正して下さい。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ラスボスはやばい -- 名無しさん (2016-04-17 20 20 56) スキル選定のやりこみとか仲間集めとか面白かったな。裏じゃ一番好きだわ -- 名無しさん (2016-04-17 20 49 33) アルバムで「今後ハタ人間の弱点が無くなるよう改良される」ことや「ハタ人間の治療法が対策される」ことが解説されてたり、いずれ絶望的な未来がやってくることが示唆されてんだよね。名作であると同時に裏サクの中だと一番救いようのない平行世界かもしれない。 -- 名無しさん (2023-08-23 16 17 01) 名前 コメント
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あらすじ パワポケたちの活躍で黄泉津大神は倒され、善のイザナミのもとへ戻った。 だがスパイダーズの呪いはまだ解かれていない。謎の男・才葉秀人によって桜空の負の感情から 生まれ、移植された暗黒の種が、子供たちの中で芽を出そうとしていたのだ。 失踪事件から一転して天才ぶりを発揮しはじめた子供たちの様子を手放しで喜ぶ親たち。 だがパワポケたちだけは知っていた。それが移植された暗黒の種の影響であることを... パライソタウンの樹齢千年の惨状を見たパワポケとるりか。 そのころブラックパワポケは才葉秀人の前に現れていた... 強大な暗黒の力がどこかに落下した! 水木「オレが持っていたある友人の写真だがな...」 水木が持っていた写真に才葉秀人が載っていた。 夏海「こいつか、才葉秀人という男は?」 水木「ああ...」 パワポケ「これ、持っていっていいでしょうか?」 古沢「ああ、いいぜ。だが、無茶だけはするなよ。」 パワポケ「はい。」 ブラックレディ「開きました。」 秀人「ふっふっふっふっ...」 (ということは、集団幻覚と?) (ええ、でないと現段階では説明がつかないでしょう。) (なーに言ってんだ? ビルや道路は実際に壊れてんだぞ。) (建造物の破壊まで幻覚と言ってるわけじゃない。実際に何が起こったのは事実ですが、 それを怪獣だと見間違えたのが集団幻覚だと言っている) (話になんねぇよあんた!) ブラックレディ「ふふふ...特番まで組んで何をやっているのか。 そのうち、集団無意識とか言い出しそうですね。」 秀人「あいつらにとっちゃあ、モンスターもUFOも同じだ。ようするに、信じたくないのさ。 それより、今からこんなに大騒ぎして暗黒の種が芽生えた時にはどうなるんだろうなぁ? くっくっくっ...」 「できたよ!」 「できたって...冬休みの宿題全部済ませたのか?」 「うん!」 「すごいわ! たかしちゃん!」 「すごいというか...すごすぎだよ。だって、誘拐騒動から帰ってきた時、なんか変だぞ。」 「たかしちゃん、ほんとは頭がよかったのよ!」 「そういや、ハイハイするのも他の子よりも早かったな。」 「ねえ? たかしちゃんもマスコミに騒がれるのかしら?」 「俺たち、天才少年の親だぞ。」 パライソタウン マンション パワポケの母「あっ、そうそう! この人。」 パワポケ「やっぱり!」 パワポケの父「よく見つけたな。」 パワポケ「水木さんの友人なんだ。って、父さん、母さん時間がないんじゃ?」 パワポケの母「あっ、いけない。その話は帰ってから。みんなはゆっくりしててね。」 みんな「はい。」 パワポケの母「あっ、そうだ。これ。」 (バタン) パワポケ「昨日の事件を調べるんだって。」 白瀬「パワポケの母さんは他の親御さんと昨日の事件を調べるらしいわね。」 パワポケたちは母からもらった紙を見る。 それは誘拐された子供たちの名前と住所が書かれていた。 るりか「桜空ちゃん。」 桜空「絶対にみんなを助けなきゃ。」 白瀬「もちろんよ。」 桜空「私が味わった心の苦しみをみんなに与えちゃいけない。」 パワポケ「そのためにも、みんな、がんばろう!」 みんな「おぉっ!」 夏海「ところで、具体的にはどう動くんだ?」 みんな「......」 ナオ「それはみんなで手分けして、子供たち一人一人を会ってみましょう! えーと...まず、羽柴さんと夏海さんは...」 パライソタウン(西) 羽柴「もうそろそろ塾から帰ってくるころだな。」 夏海「ああ。」 (にゃ~) 羽柴「あの子...」 子供が足にほっぺをすりすりしている猫を蹴っ飛ばしてしまった! 夏海「蹴った!」 羽柴「ひでぇことしやがるぜ...!」 夏海「話してもムダかもしれないなこりゃ...もう暗黒の種が芽生えた後かも...」 羽柴「とりあえず、話だけでも!」 夏海「もし、子供たちと戦うことになったらどうすりゃいいんだ...」 パライソタウン(東) 「いいかげん帰ってよ!」 パワポケ「お願いです! 最後まで話をさせて!」 (バタン!) パワポケ「......ごめん、俺の話し方が悪かったみたいだ。怒らせちゃったな...」 るりか「そんなことありません。パワポケが悪いんじゃ...」 白瀬「るりか...」 るりか「...」 白瀬「みんなわかってる。」 るりか「白瀬さん...」 パワポケ「次に行ってみよう。」 パワポケとるりかと白瀬とリコが帰っていくところを見た子供が冷たい発言を... 「虫けらが...」 パライソタウン(北) 空き家では秀人とキュラスとブラックレディが料理を作っている。 キュラス「仕上げはワインで...」 秀人とキュラスとブラックレディが食事を終えた後... ブラックレディ「雪です。明日は積もりますかねぇ?」 秀人「積もるかもしれん...今のうちに車にチェーン巻いとけ。」 ブラックレディ「あ、あたしが?」 秀人「お前しかいないだろ。」 ブラックレディ「はい...わかりました。」 ブラックレディは車のタイヤにチェーンを巻いた。 その途中、隕石のようなものが落下してくることに気づくブラックレディ。 ブラックレディ「なにが?」 (ドカーーーーーーーン) 次の朝 ナオ「桜空の前ではちょっと言いづらいんだけど、 あたしたちが暗黒の種を取り除くのは、どう考えたってムリだわ。 でも、だからといって、みんなを見捨てるわけにはいかない。 おそらく取り除けるのは、あの才葉秀人って男だけ。 才葉秀人にしても、種を植え付けてそのままってこともないだろうから、 絶対子供たちと接触してくると思うわ。」 リコ「つまり、子供たちを見張ろうってことだよね。」 ナオ「そうですよ!」 パワポケ「よし、やろう。五十鈴やユイ、紫杏と甲斐さんにも応援を頼もう。」 みんな「賛成!」 ナオ「ごめんね桜空。他に方法が思いつかなくて...」 桜空「私のことなら心配しないでお姉ちゃん。」 ナオ「うん。」 (トゥルルル...) 白瀬「誰から?」 (ピッ) るりか「紫杏さん?」 パワポケ「よし、さっそく行動開始だ!」 パライソタウン(北) ブラックパワポケが突如秀人の所に近づいてきた。 秀人「いつまで寝てる! 起きやがれ!」 ブラックレディ「な、何でしょう!?」 秀人「お客さんだ。出迎えてやれ。」 キュラス「お客?」 (ドカーン!) キュラス「な、何だ!?」 キュラスたちがブラックパワポケに気づく。 ブラックレディ「お、お前は?」 そして... パワポケたちは五十鈴やユイ、紫杏や甲斐たちの応援を得て、 暗黒の種を植え付けられた子供たちを監視する。 だが、そこにはパワポケとるりかと白瀬はいない。 ナオ「うん、了解。」 パワポケとるりかと白瀬は、樹齢千年にやってきていた。 るりか「樹齢千年がこんなに枯れてきているなんて...」 パワポケ「樹齢千年が死にかけてきているな...」 るりかが緊迫した気配に気づく... るりか「何でしょう...この胸騒ぎ...」 パワポケ「いやな予感がする...」 白瀬「このドス黒い気配...あいつが帰ってきたんだわ。」 るりか「まさか...ブラックパワポケ...!?」 白瀬「ええ。」 マスタークラウン「お前達が黄泉津大神イザナミの心を浄化するとき、 十束の剣に樹齢千年の力を宿したのであろう? だが、あの力は本当は地球の善と悪、生者と死者の境界線のバランスを取ることだったのだ。」 るりか「まさか、私たちが黄泉津大神イザナミの心を浄化させるときに、 その力を使ったせいなのでしょうか...?」 パワポケ「なんだか悪いことをしたな...」 マスタークラウン「むっ...? パライソタウンで胸騒ぎがある...」 パワポケ「まさか...!? ブラックパワポケがパライソタウンに?」 白瀬「どうやってあいつと戦うの?」 パワポケ・るりか「......」 パワポケ「ブラックパワポケと戦うことになるが、いいのか、るりか?」 るりか「説得してダメだったら...」 パワポケ「よし、わかった。」 るりか「急ぎましょう!」 パワポケたちは急いでパライソタウンの北へ向かった。 ブラックパワポケ「久しぶりだな。」 キュラス「どっかで消えたと思ったらこんな所にいたのか。」 ブラックパワポケ「かかってくるか?」 キュラス・ブラックレディ「くっ...!」 秀人「お前がブラックパワポケか。わざわざ何の用だ?」 ブラックパワポケ「生みの親の顔が見たくなった。」 秀人「ふっ...」 ブラックレディ「親の顔なら今まで散々見てきてるじゃない。 あたしよ、あたしの邪黒水晶からお前は生まれたのよ。」 ブラックパワポケ「そういうお前の生みの親は誰だ?」 キュラス「お、おい...」 ブラックパワポケ「キュラス、お前の親は?」 キュラス「そ、それは...」 秀人「私だよ。こいつらは私が配合で作った魔物。」 ブラックパワポケ「ということは俺の中にもお前の遺伝子情報があるわけだ。」 秀人「そうなるな。さあ、用事は済んだろう? とっとと帰れ!」 ブラックパワポケ「俺は今日まで彷徨ってきた。俺の存在を価値あるものを認めてくれる世界がないかと... だが、そんな場所はどこにもなかった。しかしお前の話を聞いてその理由がわかった。 俺もそこにいるキュラスと黒雷仙女と魔蝕虫、黄泉の世界から出てきた者だからだ。 そしてブラックレディ。本来、人間界にいてはならない存在!」 秀人「哲学ならどっかよそで...」 ブラックパワポケ「用事を済ませた。異物は葬らねばならない!」 秀人「ふん、私は異物なんかではないぞ。」 ブラックパワポケ「いや、お前も異物だ。人間界に存在してはならない異物!」 キュラス「何を言うのかと思ったらヤツはすっかり壊れておるな、ボス。ボス?」 秀人「異物だと...? 人間界に存在してはならない異物だとぉ!?」 ブラックレディ「どうしたのです?」 ブラックパワポケ「死ねっ!」 ブラックパワポケは秀人に殴りかかった。 パワポケ「やめろ!」 そこにパワポケたちが駆けつけてきた! ブラックパワポケ「お前...以前会った...!?」 パワポケ「もう一度話したい。」 ブラックパワポケ「話すことはない!」 ブラックパワポケは秀人を狙う。 パワポケ「あっ、危ない!」 (バキッ!) キュラス「こないだの時といい、助かるな。」 白瀬「るりか、才葉秀人を追うわよ!」 るりか「はい!」 (タタタタタッ...) パワポケ「どわっ!」 ブラックパワポケ「なんであんなヤツをかばった!?」 パワポケ「人間の子供たちに植え付けられた暗黒の種を取り除けるのは、 あいつしかいないんだ。だから殺させない!」 ブラックパワポケ「だったら腕づくで止めるんだな!」 るりかと白瀬は灰原学園秘書の紫杏の車に乗り込んだ。紫杏は車で秀人の車を追う。 ブラックレディ「来たわ!」 キュラス「よし!」 キュラスは車の後ろのフタを投げつけた。 紫杏の車は投げつけてきた車の後ろのフタをかわす。 白瀬「るりか、リコとナオたちに応援を!」 るりか「はい!」 (ピー) ナオ「るりか!」 るりか「応援をお願い!」 ナオ「桜空、リコ! 行きましょう!」 パワポケ「よせ。お前に話したこと、覚えてるか? 俺たちは仲間になれる!」 ブラックパワポケ「なれない!」 パワポケ「なぜ?」 ブラックパワポケ「俺にはいらない!」 ブラックパワポケは負の力をまとったパワポケファイナルをパワポケに放った。 パワポケはパワポケファイナルを盾で防いだ。 (ドン!) ブラックパワポケ「ぐあっ!」 パワポケ「憐れみなんかじゃない! 心から言ってるんだっ!」 ブラックパワポケ「俺には理解できない。なぜそこまで他人のことを思いやれる?!」 ブラックパワポケはパワポケを蹴っ飛ばした! パワポケ「どわっ!」 ブラックパワポケ「パワポケはこの世に二人いらない! 俺かお前か、どちらか一人でいい!!」 そして...ナオとリコと桜空が白瀬とるりかのもとに駆けつけた! ナオ「応援に来ましたよ!」 紫杏の車はブレーキをかけた。 白瀬「ありがとう。羽柴さんと夏海さんは?」 ナオ「大丈夫、先回りしてますよ!」 羽柴「ここから先は危険なので通行しないでください。」 夏海「富士山方面に迂回してください。」 六学院「ご迷惑をおかけします。」 夏海「ちょっとまずいな...」 羽柴「えっ、何が?」 夏海「自衛隊の演習場がすぐそばにあるんだ。」 六学院「大丈夫だ。俺が事情を話しておいた。」 秀人「運転は私がやる。お前らはヤツらを始末しろ!」 ブラックレディ「はいっ!」 キュラス「応援に来てくれたか。」 ブラックレディ「命令だよ!」 キュラス「真空波!」 ブラックレディ「ノイズストーム!」 秀人「はっはっは、ざまあみろだ! なにっ!?」 紫杏「逃がさないわ。」 (バン! バン! バン!) ナオたちは車から降りた。 ナオ「桜空はるりかとフッキーと一緒に甲斐さんの車に乗り込んで才葉秀人を! ブラックパワポケはあたしたちにまかせて!」 桜空「わかりました! お姉ちゃん!」 リコ「行こう、ナオ!」 (ピカーーー) リコとナオの純真の王冠の光が輝き、ナオとリコは純真の飛翔を身につけた! 街中 一般人たち「うわあぁーーーー」 (ドン!) パワポケは吹っ飛ばされた反動で壁にぶつかった。 ブラックパワポケ「とどめだ!」 リコ・ナオ「ちょっと待ったーーーーーっ!!」 純真の飛翔をつけたリコとナオがブラックパワポケをつかみ、人や町を巻き込まないところへ連れて行った! ブラックパワポケ「うっ!? 何をする!?」 リコ・ナオ「ここじゃまずいでしょ!」 埋立地 リコ「ここで4人みんなで戦おうよ! ここなら人や町などを巻き込まずに思いっきり戦えるよ!」 ブラックパワポケ「いいだろう。パワポケファイナル!!」 パワポケ「パワポケファイナル!!」 リコ・ナオ「ダブルエレメンタルショット!!」 (ドーーーーーーーーーン!!) 紫杏と白瀬と甲斐の射撃により秀人の車が煙を上げた。 秀人「車を捨てて逃げるぞ!」 ブラックレディ「はいっ!」 一般人たち「うわあぁーーーー」 るりか「みんな避けてください!」 キュラス「ええい、しつこい人間どもだ!」 白瀬「ダメ! 人が多くて技を出せない。」 キュラス「はあぁっ!」 るりか・白瀬・桜空「きゃあっ!!」 るりか「うっ、うう...」 白瀬「才葉秀人たちは...?」 桜空「見失ってしまいました。もう少しだったのに...それより私たちも逃げましょう。」 その頃、パワポケ・ブラックパワポケ・リコ・ナオは... ブラックパワポケ「3対1とは、俺を負かすものがいたとはな... せっかくならとどめをさしてもらいたかったものだ...俺という存在を打ち消してくれたらどんなに...」 リコ「かっこつけないでよ...! それって死にたいって意味!? あんたが強い敵を探していたのは倒したいからじゃなく、倒されたいから? 死ねば悩むこともなく、楽になれるから!?」 ブラックパワポケ「...!?」 リコ「だけど、楽にはさせてあげない...! もっと悩んでよ。もっと苦しんでよ。 だって、生きるってそういうことだもん! 何でもうまくいくとは限らない... みっともない...もうみんなの前に顔を出せないと思ったって、それでも我慢して生きていかなきゃならないんだよ!」 パワポケ「つらいこと色々あった...でもそれと同じくらい楽しいこともあった... お前は言ったんだよな。自分が自分である理由って何かって。俺にはわからない。でもこれだけは言える。 そうやって色々経験してきたから...プロ野球選手になる夢をかなえることができたから今の俺がある。 俺がしてきたことのすべてが、俺が生きてきた何よりの証拠だって。」 ナオ「だから楽しいんですよ! みんなと一緒にいて楽しいんですよ! 桜空と一緒にいるから楽しい。だからって手を抜いて生きているわけじゃないの。 何事も全力でやる。だから楽しい。だから毎日が充実しているんですよ!」 リコ「生きていく目的を知りたいのならがむしゃらに生きてみなきゃ。石ころにつまずいて、ひざまずいて。」 ブラックパワポケ「そんな生き方は無様だ。」 リコ「何ですって!?」 パワポケ「どこへ行くんだ?」 ブラックパワポケ「俺も、無様な生き方をしてみるか...」 ナオ「それ...」 ブラックパワポケ「感謝する。」 ナオ・リコ「え...」 ブラックパワポケ「お前たちと話せて良かった。さすがは、俺を打ち負かしただけのことはある...」 ブラックパワポケはどこかへ去っていった... 次回予告 流れる時の中、流れる過去、少年の頃の夢、苦悩する才葉秀人。 だが、不気味な影が再び覆い、暗黒の種はついに花開く。 自らの運命に決着をつけるため、漆黒の勇者が大空を駆け巡る! 次回 ブラックパワポケの封印 今、冒険のゲートが開く。 続く 目次へ 次の話へ 前の話へ
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登場人物 須田正三(監督)練習は厳しいが、優しいところもあるベテラン監督。 森雅彦(コーチ)高校時代はエースで四番で活躍した頼りになるコーチ。 パワポケ君(2年)物語の主人公。散々な目にあう。投手。 オチタ(2年)パワポケ君と仲が良いセカンド。尚、言うまでもなくマニア。 竹岡和弘(2年)頭脳派プレーが持ち味。守備はどこでも守れ、バントなどの小技も得意。 五木樹(2年)名前の読みはいつきいつき。ショートを任されている。 薄田タダシ(2年)頭がよく、体のコンディショニングにも詳しいサード。 林いすけ(3年)チームのキャッチャーで四番でキャプテン。 早川雄太(3年)とても足が速い外野手。 武田武(3年)長打力のある3年生。寝ることが好きで試合中に寝たこともある大物? 伊田俊二(1年)1年ながらレギュラー。 パワポケ君のサバイバル第一巻へ
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登録日:2010/01/21(木) 23 35 10 更新日:2024/03/22 Fri 13 03 10NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 阿部様 すごく…打ちやすいです ウホッ! ダメ投手 チームメイト パワプロクンポケット パワポケ プレイヤーの敵 ポケ7 モブ モブキャラ 投手 炎の化身 炎上 発火能力者 真のラスボス 花丸高校 野球部 阿部 高校生 ところで俺の球筋を見てくれ。 こいつをどう思う? パワプロクンポケットシリーズ登場人物。 ポケ7のモブキャラ。 花丸高校野球部員で、ポジションは投手。 最高球速:130km/h スタミナ:60 (D) 制球力 :140(C) 変化球 :カーブ2 特殊能力:ピンチ×、ランナー× 汎用顔グラでサクセス中に一切名前が出てこないが、多くのプレイヤーに恐怖を叩き込んだキャラ。 湯田や周といった主力投手に比べて能力値がかなり低く、そのくせ登板率そこそこ(*1)。 ランナーを抱えた試合で彼が登板すると高確率で炎上。 ピンチ×とランナー×のコンボは、1+1が10にも100にも成りうることを教えてくれる。 その炎上具合から畏怖を込めて「阿部様」と呼ばれ、炎の化身や発火能力者の異名を持つ。 全盛期にはヨハネスブルグやイチローのコピペ改変もあったりした。 彼が真価を発揮するのは甲子園決勝の二十六高校戦。 ここは「ニトロ」の名の通り選手名が爆発物関係(プルト・マイト等々)で固められており、ノーアウト満塁の打者4番という最悪の場面から開始。 この試合に阿部様が登板すると連鎖核爆を引き起こし、プレイヤーの目にはマウンドに火柱やキノコ雲が上がる錯覚が……。 満塁でごった返したダイヤモンドを、一瞬で焼き払うかの如く無に変えてしまうその姿は正に炎の化身。 その様子はダッシュで触れられてるほど。 他にはヒーロー戦でも存分に火柱を上げてくれる。 ちなみにモブキャラなのに、アンサイクロペディアに単独項目がある。 マジパネェ。 能力的にはモブキャラ仲間の木下のほうが低いが、登板率や特殊能力の発動機会で阿部様に軍配があがる。 (木下は寸前×で5&9回に弱体化) 余談だが黒野鉄斎のマシーンで強化したら多少は見られるように。 しかしそれは阿部様に対する侮辱である ポケ9には阿部様と何らかの関係があると思われる、重力を操る投手が(ry ネタ創作では漁火を軽くあしらったり、超能力者パイロの正体だったり、レベル5だったりする。 天下無双学園(わざと大量得点を与えてから逆転するスタイル)に入ればよかったのに。 ◎阿部様の類似品 ◆パワポケ1 ◇平山 スタミナ・コントロール共に微妙、マイナス特能いっぱい、変化球はカーブのみと良く似ている。 しかし、うろつきで入部させればフォークを覚える等、パワーアップ次第でMAX160km/h・3球種・総変化12程度の凄い投手になりうる。 ◇武田 MAX146km/h・スタミナA・重い球と、陸上部で砲丸投げをやっていただけの事はある。 どんなに頑張ってもフォークorナックルしか覚えない(*2)し大して曲がらない。 野手能力もさりげに高い気がするが、投手を代打とかに使えない以上そんなのどうでもいい。 この二人が槍玉に挙げられるのはこのように問題があるだけでなく、優秀だがスタミナだけが劣る三鷹が登板できないからである。 GBAの1・2ではキャプテンであるにもかかわらず選手を変えられないという拷問プレイを強いられる。ようこ先生に監督をやらせるのは流石にまずいだろう… ◆パワポケ2 ◇宇喜多 コントロールは高いが、変化球はフォークLv3のみ。 GB版では選手なのに何故か選手交代できるためさほど大きな問題はないのだが、やはりGBAの1・2ではそれができない。 このためローズやペタジーニ、H亀田等の強打者相手には怖い。 でも上の二人に比べればそう弱くもないか……? ◆パワポケ3 ◇巴川 MAX151km/hを誇る豪速球が武器。 っていうか変化球無し。 スタコン共にGなので1イニングも持つか微妙。 上位互換の鋼がいると立場が無くなる。 ◆パワポケ6(しあわせ島編) ◇小杉 5のダメ主人公が中の人。 5の翌年から転落して底の底まで来ただけあって、ノーコンな上にピンチ×、寸前×、ランナー×、短気ともうどうしようもない。 酒飲んでる場合じゃねぇだろ。 パワーアップすると結構まともになる。 ◇布具里 パワポケ4の鎮台高校のエースが抑えとして登場。 スペック的には高いはずなのだが、味方がリードした分だけきちっと敵チーム(BB1軍)に取らせる。 パワーアップしても炎上する。 ビハインド登板でトドメを刺し、同点でも勝ち越され、大量リードも守れないその姿に、幾度となくプレイヤーのGBAが空を舞った。 100倍量くらい幸せ草を投与してやりたい、マジで。 ◆パワポケ7 ◇木下 前述の通り。 監督はザコにばかり出番を与えて何がしたいのかと小一時間(ry ◆パワポケ8 ◇湯田浩一 プロ入りを果たした湯田だが初期能力はそう悪くなく炎上の可能性は低い。 ただし初期ROMではパワーアップで逆に弱体化するというバグが存在する。 150kmの球速が50kmに、スタミナもコントロールも百の位が消失してしまうのである。 変化球レベルは高くプラス特殊能力も増えたがそんなんで補えるレベルじゃない。 スタミナも最低なので長々とマウンドに居座ることはないがその瞬間炎上力は本家阿部様をすら凌駕する。 連続イベントの一回目が発生したらそっと電源を切ろう。 ◆パワポケ9 ◇藤本 阿部様の再来。 MAX125km/hで申し訳程度に重い球所持、変化球無し。 せめて重い球なら140km/h位は欲しいところである。 こいつも助っ人の水間とかを連れてきても良く登板しキングコブラーズ戦で炎上してプレイヤーをゲームオーバーに叩きこむ。 ついでに7の阿部様率いる花丸高校と9のビクトリーズの監督は同じ佐和田勝である。こいつはほんとに何なんだ… パワーアップすればある程度抑えてくれる阿部と違い能力を上げようが変化球を覚えないため容赦なく炎上する。 ただしカード野球だとピンポイントに使えないこともない。 公式サイトのメガネ君の制作日記の第30回で触れられており直球しか投げないのはポリシーとのこと。 何故か紅白戦には出場しておらずカモにはできない。 阿部様同様アンサイクロぺディアに単独項目が存在する。 ◇9の投手全般 水間、電視以外はやっぱり弱い。 投低打高を地で行くチームである。 ◆パワポケ10 ◇荷田 能力はそれなりだが、要所要所で失投する。 甲子園決勝戦で近藤にど真ん中失投、満塁HRを打たれた日にはもう……。 ◇浜 能力自体はそれなりだが、特能の四球を持っているためピンチに陥りやすい。 カード野球では尚更。 ◆パワポケ14 ◇井石 主人公が野手の時に投手として登場する。 能力が低い訳ではないがコントロールが低いためよく失投する。 特にスタメン全員がパワーAのブラックホールズ戦では失投を狙われやすい。 パワーアップしてもコントロールは一切上がらないがそれ以外の能力が上がり、 マイナス能力が消えプラス能力が増えるので大分マシになる。 野手能力が高く最初から魔打法を使えるため取られた分は自分のバットで取り返してもいいかもしれない。 ◆パワプロシリーズ 阿部様の類似品はパワポケだけではなく、パワプロシリーズにもいる。内容はCPU操作で頻繁に炎上するものが多い。ひどいときは主人公が全打席ホームランでも負けることも… パワプロ6では江崎、パワプロ7では神童、パワプロ11では犬河和音、パワプロ13では友沢亮、久遠ヒカル、犬河和音、パワプロ2011では山道、都中、パワプロアプリでは星井スバルが登場する このように、阿部様によく似た投手は各バージョンに登場しますが、正真正銘の大炎上が味わえるのは阿部様だけです! 類似品にご注意下さい。 なお、パワポケ13には敵の野手として阿部が出ている。 しかしこちらはパワーと走力が高い強敵なため全く関係ない。油断しないように。 ああ……あ、阿部くんが……追記・修正(ついき・しゅうせい)したでやんす…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 木下はサクセスには出ないよ。シルバーの方が相応しい気がする -- 名無しさん (2014-08-18 17 40 50) 7は他の投手モブが焼かれたりする可能性が有るとはいえ優秀なのが阿部様だった時の絶望感を増している -- 名無しさん (2014-10-27 23 27 09) 名前 コメント
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あらすじ 先輩などの理不尽すぎる暴力に苦しめられながらも二年目の高校生活を迎えたパワポケ。 しかし、また監督生と北乃が再びパワポケを理不尽に苦しめてくる。 この惨状を見過ごすな! 監督生と北乃を粛正して10のプレイヤーたちの無念を晴らすのだ!! またしても監督生がパワポケに目を付けてきて... 岩本(監督生)「おい、そこのお前!」 職員室 パワポケ「俺じゃないって言ってるだろうが!!」 岩本(監督生)「しらばっくれるな!」 (バキッ!) パワポケ「くっ...」 大河内「岩本、彼が悪いことをした証拠でもあるのか?」 岩本(監督生)「どう見たってこいつ以外いませんよ。 こいつがいない間は生活態度の悪いヤツなんかいなかったですからな。」 岩本(監督生)「母親がこの学校への入学を勧めたらしいが、行いの悪さは親ゆずりか? ええ?」 パワポケ「貴様...俺のことだけならいざ知らず、よくも...」 岩本(監督生)「(ふん...殴れ...そうすれば貴様はすぐに退学だ...)」 パワポケ「よくも...よくも俺の母親のことを!!!」 パワポケは怒りのあまり、監督生に殴りかかった。 マスターリング「待て、パワポケ! 真犯人は目の前のこの人間だ! 心で感じて、相手の心境を感じろ!」 パワポケ「えっ? こうか?」 パワポケは目を閉じて......相手の心境を感じ取った! どうやら監督生は少しでも逆らった場合は集団で長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてきて、 生徒を苦しめた挙句、やる気や監督評価などを下げて10のプレイヤーたちのストレスをためてきているようだ。 パワポケ「やっぱりお前だったのか! 生徒に嫌がらせをしていたのは!」 岩本(監督生)「うるさい!! 何であろうと規律違反だ!!」 大河内「話は聞いたぞ岩本、これは一体どういうことだ!?」 岩本(監督生)「知らんぞ、俺は?! 貴様、俺を犯人扱いなんかしやがったな! いつか貴様の悪さを暴いてやるから覚悟しとけよ!」 大河内「お、おい待て! まだ話が終わってないぞ! 待つんだ岩本!」 パワポケ「あの野郎! よくもぬけぬけと!」 マスターリング「これで無罪放免だ。すぐに部活にゆけ。」 パワポケ「いや、まだ済んでない。あいつを思いっきりぶん殴る!」 マスターリング「せっかく疑いが晴れたのに監督生や教師を殴ったら元も子もないだろうが!」 パワポケ「俺の気がすまないんだよ!」 マスターリング「...じゃあ、見えないようにやれよ。」 パワポケ「アホ! できるかそんなこと!」 マスターリング「できるようになったのだぞ。右手の人差し指に全身の力を集めるつもりで気持ちを集中してみろ。」 パワポケの右手の人差し指に力が... パワポケ「おい、指先が熱くなって...!」 マスターリング「それで狙いをつけて撃ってみろ。心で念じて心で引き金を引くのだ。」 パワポケ「本当かよ?」 パワポケは監督生の岩本に人差し指を向けた。 パワポケ「食らえ、岩本!」 (バーン!) 岩本(監督生)「ぐわおっ!」 指先から放ったレーザーが岩本(監督生)の頭に直撃した! 大河内「どうした岩本! しっかりしろ!」 パワポケ「すげぇ...」 マスターリング「これが霊丸だ。」 パワポケ「霊丸?」 マスターリング「人間はオーラと呼ばれる霊気を体内にもってお前は指先に集中して放ったのだ。 パンチの何倍もの威力をな。だが、使うときには気をつけろ。今のお前では一発が限度だからな。」 パワポケ「ああ。」 今年からは親切高校は、男女同じクラスになる。 パワポケは一年前に出会った天月五十鈴と教室で再会した。 そして新たに新入部員として疋田光司が入るが、荷田がパワポケにガツンと言わせる行為が やがてパワポケを危機に陥れてくる。その後、教室に向かったパワポケは特に用事もなく天月と 会うがなかなか溶け込めない。どうすれば交流を深められるのか...。 2年目 4月4週 BGM クッパのテーマ(マリオパーティ) 原曲 パワポケ「.........。」 北乃「お、おい、パワポケ! お前、なにやってんだ?」 パワポケ「見てのとおり、洗濯です。」 北乃「同室の一年生はどうしたんだ?」 パワポケ「いやそれが...雑用は絶対にやらないって。」 北乃「やれやれ、お前は情けない奴だな。最初にガツンと言わないからそういうことになるんだぞ。」 パワポケ「......はい。」 北乃「しかし、後輩のそんな姿を放っておくわけにはいかんな。で、その一年は誰だ?」 パワポケ「疋田です。」 北乃「ああ、あのクソ生意気な奴か。 じゃあ、そいつを教育しないとな。...部活のあとで呼び出すか。」 パワポケ「ダメですよ、そんなの!」 北乃「お前、なに甘いこと言ってるんだ。そんなことだからナメられんだよ。」 パワポケ「でも、そういうことは良くないんじゃ...」 北乃「いいか、これはお前だけの問題じゃないんだぞ。 疋田に好き勝手やらしていたら他の一年生たちも反抗的になっちまうじゃねえか。」 パワポケ「.........。」 基宗「お前たち、何を騒いでいるんだ。」 北乃「あ、キャプテン! 実は疋田のヤツが上級生の世話をしないらしいんで、対策を。」 基宗「ああ、あいつか。練習でも他人の言うことをきかない。まったく困ったやつだ。 だが、気長にコミュニケーションを取るしかないな。」 北乃「ええ、そんな悠長な。」 基宗「あいつが試合中にケンカして推薦を取り消されたって聞いただろ。 そのケンカの相手はな、倍ぐらい体重のある乱暴なヤツだったらしい。」 北乃「はあ?」 基宗「で、最初に手を出したのは相手の方だったらしいが、いざケンカになると、 みんなで取り押さえなきゃいけなかったのは疋田の方だったらしい。 まあ、頭に血が昇ると抑えの効かない性格なんだろうな。だから力で押さえつけても無駄だ。」 北乃「ちっ、しょうがねえ。パワポケ! 疋田のことはお前に任せた。」 パワポケ「......はい...」 北乃の介入でムードが悪くなってしまいました... パワポケさんは「ムード△」をつけられました。 パワポケは天月と教室で会い、少しずつだが交流を深めていった。 田島と話もしたりと仲間と交流を深めていく。 5月4週...平面高校との練習試合。しかし北乃が何かよからぬことをたくらんでいる... 北乃「おい、パワポケ!」 パワポケ「なんです、北乃先輩?」 北乃「お前、2年生のくせにスタメンとか狙ってないよな?」 パワポケ「え?」 (ガッ!) パワポケ「わっ、あいたたたた!」 北乃「ああ、悪い悪い! 思わず足を踏んじゃったよ。じゃ、試合がんばろうぜ。」 パワポケ「.........。」 パワポケは北乃に足を踏みつけられ、走力がダウンした状態で試合に参加することになりました。 アクション 足の痛みに負けるな! 北乃に足を踏みつけられたことにより、走力が落ちていくパワポケ! 走力が下がった状態で試合で活躍し、平面高校を倒せ! ヒント 足を踏みつけられたせいで痛みが悪くなってきている! 気をつけろ!! パワポケは足の痛みに苦しみながらも、なんとか活躍し、試合に勝利した。 パワポケ「よし、勝ったぞ。」 車坂監督「うん、まあこんなもんだろ。 まあ、相手は弱小校なんだからもっとがんばって欲しかったがな。...........。 そんな甘々のねぎらいの言葉をかけてもらえると思っているのか、貴様らは!!! ぶっ殺すぞ!!!」 部員たち「.........」 車坂監督「相手は、よれよれの冗談半分で野球をやってるところだぞ!? こんな点数で勝ってうれしいのか!! 恥を知れ、恥を!!! わかってんのか!? ああ!!!!」 パワポケ「(ええと...相手のチームがまだすぐそこにいるのに、そんなこと言っていいのか?)」 車坂監督「とにかく、今日は特打ちだ。全員が倒れるまでやるぞ。わかったな!」 部員たち「そんなぁ...」 (バン!!!) 車坂監督「返事はどうした!!!!!!」 みんな「ハイッ!」 そして... (バシャッ!) 車坂監督「これで少しは目が覚めたか?! 相手はよれよれの冗談半分で野球をやってるところなのに、あんなちまちました点数で勝つなんてな! 卒業した先輩やOBたちに示しがつかんだろう!!」 車坂監督は、基宗の顔の下に棒を突き付ける。 車坂監督「おかげでまた俺が指導してやらなければいけなくなる...」 パワポケ「やめてください監督! 俺が...」 基宗「...。すみません! 全てはキャプテンである俺の責任です!」 車坂監督「そうだ! お前の責任だっ!! まあいい、指導は次の試合が終わってからみっちりしてやる。整列!!!」 車坂監督「夏の甲子園と来年の春の甲子園大会に優勝すれば我ら親切高校の名は不動のものとなる。 人気、実力を兼ね備えた最強集団となるのだ!! お前達は勝つ! 俺が勝たせてやる! そのための厳しい特訓をしている! お前達はそれに従っていればいい! 最後に勝つのは親切高校だ! 我ら、親切高校だっ!!」 みんな「はい、車坂監督!」 車坂監督「全ては勝利のために!」 みんな「全ては勝利のために!」 そして次の試合の相手は天道率いる星英高校。パワポケはこの試合にも勝った。 6月3週 車坂監督「それでは夏の大会のベンチ入りメンバーを発表する。」 パワポケ「(いよいよだ...)」 車坂監督「まず、一番、上代! 二番、須賀!」 荷田「(オイラの名前はあるでやんすか?)」 車坂監督「六番、基宗! 七番、越後!」 パワポケ「(越後のヤツ、スタメンだ!)」 荷田「(先を越されたでやんす!)」 車坂監督「十九番、田島! 二十番、パワポケ! ...以上の20名だ。」 パワポケ「(や、やった! ベンチに入ったぞ!)」 しかし、北乃はパワポケに嫉妬し、またよからぬことを...そして... 荷田「おめでとうでやんす。オイラの分も、がんばって欲しいでやんす。」 パワポケ「ああ、まかせてくれ!」 北乃「...おい、パワポケ。これ、片付けといてくれ。」 パワポケ「はい!」 北乃「(けけけけけ......)」 (そして...) パワポケ「よーし、がんばるぞ。」 (がらがらがらっ!) パワポケ「うわー!!」 (そして...) 桧垣「寮の横手に積んであった箱の山が突然崩れてきた?」 パワポケ「はい...」 桧垣「とにかく、全治3週間です。大会はあきらめないといけませんね。」 パワポケ「ええええええ?! そ、そんなー!!!!」 車坂監督「おい、パワポケ。お前の実力はオレが認めているんだ。 甲子園に行くことになったらあらためてメンバーを選出する。 今はつらいだろうが、あせらずにちゃんとケガを治せ。」 パワポケ「はい...(くそぉ...あのクズ野郎...! 絶対にゆるさねえ...!!)」 パワポケはケガをしてしまいました。3週間の間は練習ができません。 代わりのメンバーには北乃が選ばれました。 北乃「(けけけ...うまくいったぜ。けけけけけ...!)」 次回予告 BGM 幽遊白書 次回予告 原曲 パワポケ「北乃! てめえだけは許せねぇ!! やって良い事と悪い事があるんだ!! てめえに苦しめられたプレイヤーのみんなのためにも絶対にぶっつぶしてやる!!! 何!? 北乃が巨大化!? とうとう本性を現しやがったな!! 次回 厄災者・北乃を粛正! 光の洗礼 だてにあの世は見てねぇぜ!」 続く 目次へ 次へ 前へ
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※無断転載、ここの選手での大会参加などの行為は禁止です。 皆さんが協力して下さったパス達 パワポケ4 パワポケ7 パワポケ8野手/投手 パワポケ9野手/投手 パワポ10選手 パワポ10Ⅱ野手/投手 DS甲子園 投手 パワ甲子園野手 番外編 珍しい苗字で!めずらしい苗字 OB選手をモデルにOB選手 その他その他
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パワポケ10の攻略ページです 見たい攻略法をクリックしてください パワポケ10の情報
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Q:おんJパワポケスレとはなんぞや? A おんjパワポケスレとは、おーぷん2ちゃんねるのなんでも実況J板に突如できた「パワポケの思い出を語るスレ」及び 派生した「パワポケ総合スレ」の事である。 このスレの趣旨や見どころ 〇チーム企画 投稿された選手をまとめてチームを作る企画。かつて、 おんj軍 クラッチ軍(10枚削った選手限定) グッピー軍 再現選手軍 小ネタ軍 この5つの軍が選手を募集していた。 〇実況 自分も実況するも良し、応援するもよし。 画像の貼れるおーぷんならではの企画でもある。 〇魔王討伐&ネズミ駆除 かつてこのスレでは毎日のように 11裏や12裏のラスボスが駆逐されていた。 魔王やネズミを倒したニキがいたら声をかけてみよう。 もしかしたら自分の攻略に役立つヒントが貰えるかも? 12裏についてはこちらをどうぞ。 〇練習試合 チーム企画で出来たチームは不定期で交流試合が行われる。 もしかしたら自分の投稿した選手が活躍してる姿が見られるかもしれない。 〇お絵かき 読んで字の如くお絵描きをする企画。 自信が無くても歓迎します。 〇ミニゲーム ほとんど話題に上がらないが、スレに上がったミニゲームの記録(いわゆる「スレ・レコード」。非公式)が存在しており、 ミニゲームハイスコアのページにまとめてある。 項目にないミニゲームも投稿歓迎。画像も添えてね! 〇SBC(スクラッチ・ベースボール・クラシック) 不定期に開催される大会。参加者は期間内にセンシュクラッチで完成させた選手でチームを作り、 ペナントで勝負する。細かいルールはこちらで。